長南年恵さんが21歳の頃以来、不思議な能力を発揮するようになりました。霊的な能力・スピリチュアルな超能力とかいわれるものです。そしてこの能力を世間の人に役立て「年恵観音」と称されるようになります。
長南年恵さんは神様とお話されるというときには誰も部屋に入らないようにと言い置きして一人になりました。今風に言えばスピリチュアル・ガイドに会っていたということなのでしょうか。
親しい友達でさえも部屋の外で待つことになったそうです。そして長南さんが神憑りになり予言や立派な文字、絵なども描きだします。この予言が当るうえにこれら文字、絵がまたとてもうまかったそうです。
年恵さんにはさらにすごい奇跡があります。
難病をも癒す「御神水」を発生させる物質化現象によりたちまち評判となりました。
癒しを求める人は空の壜を持ってきて神棚に供えます。霊能鑑定とでもいうのでしょうか。玄関に人がやってきただけで年恵さんはその人の具合がわかってしまったそうです。
壜は何人もがもってくるのでその数は1本や2本ではありません。例によって年恵さんが部屋に独りになって神様に祈り始めるとあっというまに空の壜が水でみたされます。これを飲むと病気が治ったそうです。不思議なことに神様が不治と判断した者、疑いを持って試そうと壜を持ってきた者の壜には水はなく空のままだったそうです。
またこんなこともありました。
水木しげる『神秘家列伝 其の弐』にこう書かれています。
長南年恵さんが神様と神社のお堂でお話されている間、年恵さんの友達が外で待っているとお堂の縁の下から時々金色の目をした人の顔のようなものが見え隠れしたそうです。
後で年恵さんにこの話をすると、神様が喜んでお顔を現したのよということでした。不思議なことに一緒に居た別の友人には全く見えなかったそうです。人によって見える見えないという事があるのかもしれませんね。
そういえば長南年恵さんの出身地鶴岡は陸大創設以来の天才といわれた石原莞爾の出身地でもありましたね。不思議な能力を持つ人を出すなにかがこの地にはあるのでしょうか。


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